こんにちは。
健康おじさんです。
2021年10月からタバコの値上げがありました。
20円~40円くらいの値上げだそうですが、
これくらいなら止めない人も多いのでしょうかね。
一気に止められても国も困るでしょうし。
しかしタバコ値上げのタイミングはいつも禁煙チャレンジが増えるタイミングでもあります。
しかし今回はちょっと事情が違うようです。
禁煙外来での治療ができないのだとか。
禁煙外来で何が起こっているのか。
現在禁煙外来では新規の禁煙チャレンジを受け付けていません。
何が起こっているのかといいますと、
禁煙補助薬の飲み薬がメーカーのトラブルで供給できない状況のようです。
一部回収などにもなっているとかで、再開の目途がたっていないのだとか。
その影響で禁煙外来では飲み薬の他にニコチンパッチの処方もありますが、
こちらの供給も一時的に増えて対応できない状況のようです。
したがって現在禁煙外来で使われている薬はこの2種ですが、
代替がきかないので新たなチャレンジを断るしかないのが現状のようです。
つまり2021年10月現在は禁煙外来での禁煙は不可能ということになります。
*2024年1月現在も未だ再開の目途はたっていない模様です。
国は一気にたくさんの人に禁煙されては困るので少しづつ値上げしていますが、
こんなことなら少し多めに値上げしても良かったかもしれませんね。
アンケート調査などでは1,000円くらになればタバコを止めるという結果もあるようですが、
そんな簡単にやめられるものなんでしょうか。
なぜタバコはやめられないのか
簡単にやめられるなら誰でもやめてますよね。
なぜ高いお金を払ってまで、命を削ってタバコを吸うのか。
それは脳がタバコの美味さを知ってしまっているから体がタバコを、つまりニコチンを欲しているのです。
メカニズムとしてはタバコを吸ってニコチンを体内に取り込むと脳内でドパミンという物質が放出されます。
このドパミンは快楽、感情や意欲の向上が得られる物質です。
これが少なくなると切望感からまたタバコが吸いたくなり、この一連の繰り返しが依存へとつながっていくのです。
ですので禁煙をする際にはニコチンパッチやニコチンガムがドラッグストアで買えますが、タバコをやめるとドパミンが得られなくなるので、ニコチンをタバコ以外で入れることでタバコを吸う動作を忘れさせるというのが狙いです。
禁煙外来に行けばやめられると思っている人はほとんど失敗します
そもそも禁煙外来が可能だったとしても行けばやめられる、薬を飲めば簡単にやめられると思っている人はほぼ失敗するといってもいいです。
禁煙に一番大切なことは本人の固い意志だからです。
つまり固い意志さえしっかりしていれば禁煙外来なんて行かなくてもいいんです。
禁煙外来は保険がききますが、それでも全て治療を完結すると2万円くらいかかります。
もったいないですよね。
絶対やめる、買いに行かない、吸うと今までのガマンがゼロになる。
そう思ってやめるのが一番です。
タバコを吸う一連の動作がキツイ人は禁煙パイポやフレーバーに変えてみるのはどうでしょう。
そして一番重要な脳内のドパミンの放出を解決するには、
ドラッグストアでニコチンパッチ、ニコチンガムを利用する。
ニコチンを使わずドパミンを出すには、
目標達成にご褒美を設ける
ご褒美メシ、スイーツ、買い物など何か達成目標を作るとドパミンが放出されます。
更にドパミンの元となるのはたんぱく質ですのでたんぱく質を多めに摂りましょう。
生活に音楽を取り入れる
自分の好きな音楽を聴いているときにドパミンが放出されます。
音楽を聴きながら走ったり、散歩したり、料理したり、車の運転もいいですね。
新しいことにチャレンジする
新しい趣味を見つける。通勤ルート、散歩ルートを変える。
食べたことのないお菓子を買ってみる。
色々書いてはみましたが、そんなに簡単ではないですよね。
私は禁煙外来なんてなかった頃にタバコは止めました。
チャレンジするだけならタダでできます。
あとはあなたの決意だけだと思います。
お金をかけずにやめてみませんか?
ではまた。
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