こんにちは。
健康おじさんです。
日に日に寒くなってきましたが、
寒くなると増えるトイレの悩み。
男性も女性もあるとは思いますが、
本日は男性の残尿についてです。
おしっこを終えてチャックを締めた瞬間に、もしくは立ち上がった瞬間にダラリと垂れる感触。
ズボンには恥ずかしいシミが。
何とか改善したいですよね。
実はミルキングと呼ばれる対策をするだけで改善できる可能性があります。
これで改善できれば替えのパンツを持ち歩かなくてすみますよ。
なぜ男性は残尿に悩まされるのか
男性には女性と違い膀胱のすぐ下に前立腺と呼ばれる生殖機能に関係する部位が存在します。
前立腺に多い疾患としては、50歳以上の男性に多い疾患である前立腺肥大症という疾患や、
前立腺がんという疾患を起こす可能性もあり、
おしっこの出が悪くなってきたりすると一度泌尿器科を受診することを考えなくてはなりません。
主に前立腺肥大症ではおしっこの出が悪くなったり、出るまでに時間がかかるようになったり、
以前より回数が多くなったり、全部出しきれなくなったりします。
治療は薬を飲んだりするとおしっこの出がスムーズになります。
他には手術によって改善したりもできます。
前立腺がんはPSAという前立腺がんを調べる検査で発見されたりします。
がんですので早期発見にこしたことはありません。
がんの進行状況によって対処、治療は異なってきます。
いずれにせよがんの恐れも否定できませんので定期的な健診はちゃんと受けましょう。
こういった男性特有の疾患があり、男性は残尿で悩まさせることが多いのです。
そして最近ではトイレを汚さないようにと座っておしっこをするケースも多いと思います。
この座っておしっこをすると残尿が出てしまったりすることがあります。
かといって立つわけにはいかない場合の作法をご紹介します。
ミルキングという残尿対策
この上の図をご覧いただきたいのですが、
男性の尿道は女性に比べると長くなっています。
この尿道におしっこが残っているのが残尿で、
これが歩き始めて絞り出された状態になって漏れてしまうのです。
座っておしっこをする人はこれが溜まった状態になりやすくなるので残尿が残りやすくなるのです。
そして、おしっこが終わった後にこの尿道に残った尿を出してあげるのがミルキングになります。
具体的には上の図の赤い矢印のように指で(人差し指と中指で)肛門手前から前面に向かって袋の裏まで押し出します。
袋の裏側を押して絞り出すイメージです。
座った状態でするのがおススメですが、トイレットペーパーを出口にあてがっておくのが良いと思います。
そうすると出きらずに溜まっていた残尿が出てきます。
立ってすると大丈夫で、座っておしっこをする時のみ、残尿がある人は効果があると思います。
ビックリするほど残尿がしっかり出てきます。
立っておしっこをするとやりにくいかもしれませんが、
立って小便をする人で残尿がある人はお試しください。
これで改善した結果替えのパンツの準備が不要になった、パットを使わなくなったという人がとても多いと思います。
もちろんこれだけでは改善できないかもしれません。
実際にはドラッグストアでも男性用の尿漏れパッドや尿漏れパンツも売られています。
つまり悩んでいる人はとても多いのです。
気を付けたい生活習慣
他にも日々の生活習慣で改善できることもあるかもしれません。
食べすぎによる肥満に注意したり、過度のタバコ、アルコールは控える、適度な運動をすること。
こういったに日常生活での注意をすることによって以外と改善が見られたりもするものです。
そしてガンの危険も潜んでいるかもしれませんので50歳を過ぎたら定期的にがん検診をうけたり、
おしっこのトラブルが解消しなければ泌尿器科を受診するのが絶対おすすめです。
おしっこを減らすために水分を取らないのは良くありませんのでおやめください。
トイレの悩みを解消し元気にお出かけしましょう。
ではまた。
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