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コレステロール値は人によって管理目標値が違いますのでご注意を。

疾患

こんにちは。健康おじさんです。

鶏のから揚げ、トンカツ、フライドチキン、フライドポテト、

ハンバーガー、焼肉、魚卵、お菓子などなど・・・

みんな大好きなものばかりですね。

しかし我慢せずに食べすぎてしまうと体に良くないのは百も承知。

でもやめられない。

私も大好き…そして高いコレステロール値…

正しく理解し気を付けながら美味しいものを食べましょう。

そもそもコレステロールって何?

コレステロールは肝臓や小腸でつくられ、細胞膜を作ったり

ホルモンや胆汁酸の生成の材料となり、体を元気に維持するのに必要な成分です。

本来、食事から摂取するものと、体内で生成するものとありますが、

食事から摂取される量により体内ではその生成量を調節してくれています。

現代においてコレステロールが不足することはまず考えにくく、

増えすぎてしまうことが、特に多く指摘されています

最近では広く知られているようですが、

コレステロールには悪玉善玉があり、それぞれの働きから、

LDLコレステロールは全身にコレステロールを運び、

増えすぎると血管にこびりつき、つまらせてしまうことから悪玉コレステロール

一方のHDLコレステロールは、余分なコレステロールを回収して、

肝臓に持ち帰ることから善玉コレステロールと呼ばれています。

これらは健康診断などで血液検査をするといつも調べているはずです。

詳しくはご自身の健康診断表をご覧ください。

基準値と共にあなたの脂質の数値も書かれているはずです。

基準値内にちゃんと入ってますか?

少なくとも一年に一回は健康診断を受けましょう

脂質をなめてはいけません、放っておくと良くないワケ

コレステロールは血液検査をしなければわからないというのも、

血圧と違って治療が遅れてしまう一因かもしれません。

さらに血圧と決定的に違うのは、

自覚症状がないということなんです。

つまり、

痛くもかゆくもないんです。

血圧も痛くもかゆくもありませんが、

血圧は上がりすぎるとクラクラしたり、脈が上がったり、とわかりやすいですが、

コレステロールが高くても不都合な症状がないので、知らないうちに動脈硬化が進んでいた

なんてことがありえてしまうのです。

したがって、

放っておくと、血管が詰まったり、固くなったりしますので

脳卒中や心筋梗塞といったような疾患を引き起こしてしまうのです。

いかにして改善するか、コレステロール値の基準、目標は?

やはり一番大切なのは食生活の改善が第一でしょう。

冒頭でも書きましたが、

魚卵、鶏卵、魚介の内臓(あん肝や、内臓まで含む小魚など)、

動物性脂肪、揚げ物、スイーツなどお菓子類は注意したほうがいいでしょう

一説には食事によるコレステロールは血中のコレステロールに影響はないとも

言われたりしますが、

必ずしも当てはまらない場合もあると思いますので注意しましょう。

一方で、魚の脂に含まれるDHAやEPAといった成分は、

コレステロールを減らす効果があるとも言われています。

バランスよく積極的にいただきましょう。

サプリメントなんかも利用することもできます。

(効果は個人差もありますし、薬ではありません)

さて、目標値ですが、ガイドラインによると、

基礎疾患により目標値は異なることが動脈硬化性疾患予防ガイドラインで示されてます。

1、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症など)の経験が

ある  LDLコレステロール100mg/dl未満が目標

ない 

2、糖尿病、慢性腎臓病、非心原性脳梗塞(不整脈などが原因ではない脳梗塞)
  末梢性動脈疾患、これらの疾患
が、

ある → LDLコレステロール120mg/dl未満が目標

ない

3、喫煙、高血圧、HDLコレステロール40mg/dl未満、
  耐糖能異常、冠動脈疾患の家族歴

これら危険因子に加え、性別、年齢の数で判定

高リスク → LDLコレステロール120mg/dl未満が目標

中リスク → LDLコレステロール140mg/dl未満が目標

低リスク → LDLコレステロール160mg/dl未満が目標

詳しくは最新の動脈硬化性疾患予防ガイドラインをご覧いただくか、医師へご相談ください。

高コレステロール血症など診断のついたかたは薬物療法が始まると思いますが、

予備軍の方は、病院通いしたくないのであれば、

きっちりと食事療法や、サプリメントを活用する必要もあるでしょうし、

コレステロールを下げる努力をしなければなりません。


放っておくわけにはいかないということがわかりましたね。

食事療法、医療機関の受診、サプリメントの活用、

うまく活用し、健康ライフを満喫しましょう。

ではまた。

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