こんにちは。
健康おじさんです。
毎日少しづつ夏が近づいてきましたね。
天候の悪い日もこれからは多いですが外気温は確実に上がっています。
毎年夏の初めに多い熱中症や脱水。
身体が慣れていない季節の変わり目は注意が必要です。
水分補給はとても重要なので夏の前にご一読ください。
体内の水分量を知る
あなたは自身の体内水分量をご存じですか?
一般的に人間の体は55~60%を水分が占めています。
特に臓器は水分量が多く80%近くが水分でできています。
上の画像は私の水分量です。
以前の記事でご紹介した体組成計で体内の水分量が測れるんです。
大体57%~58%が私の水分量です。
これを覚えておくと脱水や水分が足りていない状態などすぐにわかってとても便利なんですね。
女性は男性に比べると脂肪量が多いため、水分含有率は約55%と少ないです。
また、肥満の人はやせの方よりも体水分量が少ないですし、
さらに高齢者は筋肉量減るため、成人よりも水分含有量が減り約50%で体内に水分を蓄えにくくなります。
その他にも腎機能が落ちて老廃物を排出するためにたくさんの水分が必要となり尿量も増えます。
したがって高齢の方は脱水になりやすいので注意が必要ですのでこまめな水分補給が求められます。
脱水の起こりやすい状況はこんな時
運動や汗をたくさんかいたときはもちろんですが、
他にもたくさんの要因があります。
これを理解しておかないと暑い日にまさかの事態がおこってしまうのです。
・1日3回の食事のうちどれかを抜いてしまったと時
実は食事に含まれる水分はあなどれません。
特に朝食は就寝時に水分が出ていますから水分補給の観点からも大変重要です。
・下痢、嘔吐したとき
下痢や嘔吐は水分が体内に吸収されず体外に排出されてしまいます。
必ずトイレからでた後は水分補給を忘れずに。
・お酒の飲みすぎに注意
アルコールは利尿作用があり水分が出てしまいます。
同時に水分も補給してください。
・発熱時
風邪などはもちろん水分補給は不可欠です。
特に夏風邪には注意しましょう。
・室温のチェック
高齢者にありがちなのが、エアコンのリモコンスイッチが押したつもりでも本体が反応していなかった。とか、故障していたという事例はとても多いそうです。
人が訪ねるとものすごい暑い部屋で過ごしていたなんてこともあるそうですので、室温はチェックしてください。
・ストレスチェックを
高ストレス状態では緊張状態となり、心拍数、呼吸回数が増え、体温も上がります。
呼気や体熱で水分が失われやすくなります。
どれだけの水分をとればいいか
では1日にどれだけの水分が必要でしょうか。
飲料として飲む水分量は1.5ℓは必要としています。
これは食事をきちんと3食とるのが前提での1.5ℓです。
この他に上記のような脱水が起こりそうな事象があった場合などはもっと水分を接種する必要があります。
人の体は食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月近く生きることができます。
しかし、水が1滴も飲めないと、2~3日で生命維持は困難となります。
体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクの要因にもなります。
水の健康効果は様々な効能があります。
血液をサラサラに保つ、代謝をアップしダイエット効果、食事と一緒に飲んで食べすぎを防止できる。
このように水分は人体にとって必要不可欠なものであります。
いかがでしたでしょうか。
夏が来る前に体組成計があれば自身の水分量をチェックしておきましょう。
そしてこまめな水分補給を心掛け熱中症を予防しましょう。
ではまた。
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