こんにちは。
健康おじさんです。
実は今回妻が健康診断で頻脈が確認されました。
そこでアップルウォッチを買い装着してもらっています。
不整脈などをフォローするためスマートウォッチ外来なんて言うのも増えていると聞きます。
遠隔地でも健康が確認できることから、親にプレゼントしたりということもありかなり増えてきているようです。
確かにアップルウォッチに限らずスマートウォッチをつけている人ってかなり増えましたよね。
医療機器として認められているアップルウォッチ

スマートウォッチは現在非常に多くのメーカーや種類があり、価格も3千円くらいから7万円もするものだったりとグレードも様々です。
もちろん目的によるのですが、搭載されている機能が全然違うので事前に良く調べてから買う必要があります。
私は冒頭のように妻の頻脈を家でも確認できたらと思いアップルウォッチを購入しました。
アップルウォッチが国内では厚生労働省から医療機器として認められているようです。
今般、疾病の兆候を検出し受診を促す家庭用医療機器として、Apple Inc.が製造販売承認を得ている「Appleの心電図アプリケーション」及び「Appleの不規則な心拍の通知プログラム」の製造販売が開始される。
(1) Appleの心電図アプリケーション
一般的名称:家庭用心電計プログラム(クラスⅡ)
外国製造医療機器等特例承認取得者:Apple Inc.(米国)
選任外国製造医療機器等製造販売業者:パシフィックブリッジメディカル株式会社
ユーザーが安静時にApple Watchを手首に密着させて装着し、対側の指で同機器のボタンに30秒間触れ続けることで、第Ⅰ誘導心電図に類似したシングルチャネル心電図を取得する。30秒間安定した心電図が取得できた場合のみ、心電図を解析し、洞調律又は心房細動を示唆する波形を分類して、ユーザーに通知する。ペアリングしたiPhoneに情報を転送し表示、記録、保存及びPDF化して他者へ送信することができる。
(2) Appleの不規則な心拍の通知プログラム
一般的名称:家庭用心拍数モニタプログラム(クラスⅡ)
外国製造医療機器等特例承認取得者:Apple Inc.(米国)
選任外国製造医療機器等製造販売業者:パシフィックブリッジメディカル株式会社
Apple Watchにより取得した脈拍データを解析し、「規則的な心拍」と心房細動を示唆する「不規則な心拍」を分類する。脈拍の計測開始はユーザーの指示によらず概ね2時間毎に自律的に開始され、安静時の連続した10拍の脈拍を取得した場合のみ脈拍情報を解析し、連続した5回の計測で「不規則な心拍」と分類された場合のみユーザーに通知する。
出典引用:厚生労働省医薬・生活衛生局医療機器審査管理課長、厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課長通知 「家庭用心電計プログラム」及び「家庭用心拍数モニタプログラム」の適正使用についてより抜粋
不整脈とは

不整脈とは脈が速い頻脈、遅くなる徐脈、不規則になってしまうものもあります。
通常脈は1分間に60~90回くらい脈打ちますが、頻脈ですと1分間に100回以上、徐脈ですと1分間に50回以下の脈となってしまいます。
動悸や息切れ、めまいを主症状となります。
健康診断などで心電図をとることがあると思いますが、実際には脈が乱れている時に心電図をとらないと不整脈は気付きにくいと言われています。
そこで活躍しているのがスマートウォッチとのことでです。
実際には心房細動を検出するためのスマートウォッチの大規模評価などの論文などもすでに発表されていて医療としても役立っているエビデンスも存在するほどです。
妻のアップルウォッチ

妻のきっかけとしては健康診断で脈が速いと指摘があって要検査になったことでした。
その後循環器内科専門医へかかりましたが、甲状腺の異常によるものだとのことで、後日婦人科を受診することに。
婦人科でも原因は甲状腺ではないと言われてしまい、結局わからぬままとなっています。
幸いにも今は脈も落ち着いているし、血圧も正常なので様子をみることとしました。
そのようなことからアップルウォッチを購入してみたのですが、親にプレゼントしたりする人も多いと聞きます。
遠く離れていても無事が確認できることからご心配な方は検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。

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