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ヘルスリテラシーを高める、正しい健康知識を習得する

疾患

こんにちは。

健康おじさんです。

本日はちょっと変わった話題について触れてみます。

正しい健康情報や正しい健康知識ってどうやって入手しますか?

今の時代テレビや新聞などのメディアやインターネット、本、セミナーやフォーラムで著名人の話を聞く。

色々な手段があると思います。

ではその情報って全て正しいですか?

難しいですよね。

病院の先生は色々説明してくれて薬を出してもらって薬剤師からも説明を受ける。

でもそのかたわら、週刊誌なんかでは飲んではいけない薬などという特集に自分の飲んでいる薬がある。

何が正しいのか、誰のいうことが正しいのか。

情報にあふれている今、自己防衛するには自身で正しい情報を入手し、精査する必要があるのです。

ヘルスリテラシーとは

ではヘルスリテラシーとはどういうことでしょう。

「ヘルス」は健康ですから、健康リテラシーと置き換えることもできます。

「リテラシー」とは直訳すると「読み書きの能力」となりますが、最近ではマネーリテラシー(お金に関する知識を持つことや、その知識を正しく判断、活用する能力)などという言葉もあります通り、ヘルスリテラシーは「健康知識を入手して正しく理解し活用できる能力」ということになります。

非常に大切なことです。

間違った情報を鵜吞みにして不健康になるなんてことはあってはなりません。

ましてや人の命にかかわるような大事なことでもあるのです。

では正しい情報とは何でしょう。

例えばお腹の調子を整える薬(整腸薬)と、お腹が痛くなりにくくなるお守りがあったらどちらを信用しますか?

大半の人が薬と答えるのではないでしょうか。

ではそれはナゼですか?

まさに一番大事なのはこの部分になります。

「治ったという経験があるから。」

これではまだ駄目です。

お守りもそれに関しては同じことを言う人がいるからです。

薬には科学的な根拠に基づいた明確なメカニズム、データ、というエビデンスが存在するからです。

エビデンスとは「根拠」、「証拠」、「裏づけ」という意味になります。

更にこういった情報には新しい情報か古い情報かもあれば、お腹のどのような状態(痛みを改善したいのか、下痢を止めたいのか、膨満感を治したいか)など様々な情報を集める必要もあります。

そうやってヘルスリテラシーを高めるクセをつけると良いと思います。

健康情報の入手と精査

「〇〇は体に良いから毎日取り入れたほうがいいよ。」

友人からこんな話を聞いたとしましょう。

この次にあなたが取る行動はどうでしょう?

「そんな情報どこで聞いたの?」「あなたはナゼそれを知っているの?」とたずねましょう。

この情報の出所で信憑性を確かめてみます。

ドクターに言われたことと、テレビで言っていたことでは全然違いますよね。

更にそれをスマホで調べてみます。

「なるほど、他にもこんな情報もあるらしい」更に深い情報へとつながる可能性もあります。

図書館に行って本を探すのも良いでしょう。

できれば新しい本の方が良いかもしれません、その当時は正しい情報でも、今現在その情報が正しいという保証はないのです。

そういう意味ではインターネットの情報は早く最新の情報にたどり着くのは早いと言えます。

あとは先ほどあったように裏づけとなる「根拠」ですよね。

本なんかを見てもらえばわかりますが、「○○は△△だ。」とかかれていれば、大体巻末に出典元が記載されているかと思います。

そこには根拠なるデータが書かれた論文や書籍の情報があるのです。

したがって、聞いた情報は極力裏を取るクセをつけるのが大切ということになります。

価値ある情報なのか、信じてはいけない情報なのかが精査できないと間違った健康情報を得てしまいます。

場合によっては命にかかわることだってあるかもしれません。

新たな情報を知った時に最初にすること

ここまで話を読んでいただければ何となくつかめてきているとは思いますが、一応おさらいしておきましょう。

テレビや知人から「○○が健康にいいらしいよ。」と聞きました。

それをそのまま実践する。

これが良くないことですね。

そうではなくてまずは調べるのが最も重要です。

なぜ体に良いのか。

どんなことが起きるから体に良いのか。

まずはこれを知ることからですね。

そしてそれを調べたデータは存在するのか。

ここまで調べてから自分の健康知識としてストックしましょう。

なかにはそれでも間違った知識は存在しますし、情報が古く昔の常識は今の非常識なんてことも少なくありません。

しかし焦ることはありません。

正しい最新の健康情報にアップデートすることが、自身の財産となっていくのです。

ぜひ積極的に情報収集してみましょう。

ではまた。

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