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ふくらはぎを鍛えること、それは第二の心臓のポンプ機能を高めること

運動

こんにちは。

健康おじさんです。

心臓リハビリテーションってご存じですか?

心筋梗塞などの心血管疾患にかかった後は復帰に時間がかかり、健康な日常生活ができるようになるよう、リハビリを行います。

具体的には急性心筋梗塞、狭心症、慢性心不全、心臓の手術後などがあります。

もちろん肉体的にもですが、心のケアや再発予防などの学習も含め総合的に支援を受けることが心臓リハビリテーションになります。

本日はそうならないために、心臓をサポートするふくらはぎを鍛えましょう、と言いたいのが今回の目的になります。

ふくらはぎは第二の心臓と言われています

心臓の働きは言わずもがな、血液を全身に行きわたらせること。

これはご存じですよね?

これが弱ってしまうと血液がドロドロになった状態や固まりやすい状態で詰まってしまったり、酸素や栄養が全身に行き届かなくなってしまいますね。

心臓はポンプの役割がありますので、拍動し全身に血液を循環させます。

そして全身の血管に圧力をかけて(血圧)全身に血液を運べるようにします。

この時に血管がやわらかくないと圧を上手にかけられません。

その結果循環器疾患までいかないまでも、むくみや浮腫というのも起こるわけです。

特に大変なのが、下半身の血液を上半身に戻すことです。

重力に逆らって上半身に血液を戻すのは上半身から下半身に流れるのより相当大変です。

そこで下半身のポンプ機能を果たすのがふくらはぎなんです。

ふくらはぎに筋力がついていると、しっかりと上半身に向かって血液を送り返してもらえます。

そのためふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる由縁であるのです。

ふくらはぎを鍛えることにより得られる効果

実際にふくらはぎを鍛えるとどのような効果があるのでしょうか。

ポンプ機能があるわけですから、足のむくみは改善しやすくなります。

よって、

・美脚になる

・基礎代謝が上がる(脂肪燃焼効果アップ)

・足がつりにくくなる(こむら返りが減る)

・エコノミークラス症候群の予防

・足のむくみ、冷え性改善

などが期待できます。

しかしながら心臓の病気を経験した人がリハビリをするにあたってはふくらはぎを鍛えたりするわけですから、このふくらはぎの筋力の重要性は理解できますよね。

更に心臓に病気を抱える前に鍛えておくことによって防ぐことも可能な場合もあるのではないでしょうか。

下記の文献は心臓移植後の心臓リハビリテーションの効果を検討していますが、移植後早期に運動をすることによって、身体運動能力を増加させているようです。

ふくらはぎを鍛えよう!

では実際にふくらはぎを鍛えるにはどうすればよいか。

上の写真の通り、まずは両足のかかとを上げ下げすることをしてみましょう。

コツは肩幅に両足を広げてかかとの上げ下げですが、この時に足は左右へ移行に、内またにも外またにも注意しましょう。

かかとを落とす時に男性なら床につくギリギリで浮かせたまま、再度かかとを上げていくことで負荷をかけることができますし、女性でしたらしっかりとかかとを床に叩きつけることによって、骨に刺激を与えられることから、骨粗しょう症対策にもなります。

そして、運動に慣れていないならストレッチも忘れずに!

しなやかな筋肉をつくることはケガをしにくくするだけではありません。

効率的に筋肉に働いてもらえるようになりますから、より筋トレの効果を得られやすくします。

足回りのストレッチのオススメは、アキレス腱、前もも、裏もも、股関節が良いと思います。

そして30分くらい歩くこともとても効果があります。

ぜひチャレンジしてみましょう。

健康な毎日を過ごすことができますよ!

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