こんにちは。
健康おじさんです。
夏と言えばビールと枝豆。
最高のコンビであるのは言わずもがな、
実は理にかなったコンビでもあったわけです。
この相性抜群のビールと枝豆の効果的な食べ方に迫ってみましょう。
茹でてしまうとビタミンCが半分も失われてしまうので焼くのがオススメです。
ビールと枝豆は理にかなった名コンビ
ビールを飲める場所にはたいてい枝豆が置いてあります。
特に枝豆の季節である夏ならなおさら。
あのポリポリとした食感、豆の甘さと塩の塩梅。
豆の香ばしい風味。
出来立てならなおさらですね。
キンキンに冷えたビールを流し込みながら枝豆をつまむ。
最高のコンビです。
枝豆は豆類なのでたんぱく質が豊富ですが、たんぱく質に含まれる「メチオニン」と脂質の「レシチン」の働きが、アルコールの分解を助けたり、肝臓にたまった脂肪を分解したりとお酒を飲むときの強い味方なんです。
こういった作用からビールとの相性抜群と言われ、特に夏の枝豆の季節にはビールとコンビを組むことにより、すぐに食べれることからもすきっ腹飲む助けにもなりますよね。
夏の冷えたビールにはぜひ枝豆をチョイスしてください。
枝豆の実力とおいしい枝豆はこんなシルエット
枝豆のたんぱく質は卵にも匹敵するくらい豊富に含まれています。
夏バテで食欲がなくても豊富なたんぱく質とビタミンCが疲れた体を守ってくれます。
さらにはビタミンB群をはじめ、豆に特徴的なイソフラボンも含むことから豆でありながら野菜にも負けない栄養が詰まっていて優秀な食材の一つと言えるでしょう。
そんな枝豆の美味しいものの見分け方ですが、
・枝付き、根付き、さやが枝についているもの
・さやに納まる豆がふっくらと盛り上がっているもの
・さやの色はしっかりとした緑色で濃い色のもの
・さやの表面のうぶ毛がしっかりとあるもの
が美味しい枝豆を見分ける特徴です。
そして一番大事なポイントは、
鮮度!
枝豆は収穫後も呼吸を続けるため糖を消費しています。
枝豆のおいしさの秘訣ともいえる甘さの糖は収穫から1日経つと半分になってしまいます。
つまり枝付きのものも稀に見かけますが、これは糖の減少を抑えるために枝付きで売られているのです。
新鮮ではない枝豆を買うのなら冷凍の方が美味しいかもしれません。
冷凍枝豆は旬の季節のものを急速冷凍しているため、美味しさも栄養価も旬のものに限りなく近いのです。
今の冷凍技術はスゴイですよ!
茹でるのはもったいない、蒸し焼きでビタミンCが2倍に!
枝豆の調理と言えば塩ゆでが定番で当たり前だと思います。
確かにその通りで多数の人がそのように調理するでしょう。
しかし実は塩ゆではもったいないのです。
茹でることによってビタミンCが流れ出てしまうのです。
ほうれん草なんかもそうですよね。
これが蒸し焼きになると流失をほぼ防ぐことが可能となるので茹で調理の2倍の残存となるのです。
他にもビタミンB群やカリウムなどのミネラル成分も残ります。
①枝豆に塩をしながらフライパンで焦げ目がつくまで素焼きに
②フライパンに蓋をして弱火で5分ほど蒸し焼きにする
③枝豆にオリーブオイルかバターを入れて全体になじませたら完成
枝豆を茹でる場合ですと沸騰したところに枝豆を投入し茹でるかと思いますが、
蒸し焼きにする場合はフライパンで弱火でゆっくり加熱していきますので、
サツマイモやかぼちゃなんかと同様にじっくり火を通すと甘くなるんですよね。
最後にオリーブオイルやバターを入れることにより脂溶性のビタミンKも摂れてしまいます。
いかがでしたでしょうか。
茹でるよりも圧倒的にメリットが多い蒸し焼き。
栄養が効率的に取れるのはもちろんですが、
ザルにあけたりすることもないので火傷や洗い物も若干少なくなりますね。
今年の夏はビールのお供に蒸し焼き枝豆で乾杯しましょう。
ではまた。
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