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お酒は健康にいい? 百薬の長にあらず

食事

こんにちは。

健康おじさんです。

ゴールデンウイークも終わりますね。

あなたはお酒好きですか?

連休中はお酒の量は増えますか?

私は好きですが弱いのでそこまで毎日のようには飲みません。

一度飲む習慣がついてしまったり、ストレスが続くとお酒の量が増える傾向はあります。

そして決まって太っていくのです。(笑)

このスパイラルから抜けるのは少々時間がかかりますが、不可能ではありません。

本日はそんなお酒の量を減らすコツも紹介します。

かつては百薬の長と言われたお酒ですが…

かつてお酒は「百薬の長」と言われ、

故事ことわざ辞典によると、「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」とお酒を称えられてきました。

確かにお酒は飲み方次第で毒にも薬にもなります。

人によって効果は異なりますが、

適量(ビール中瓶1本や日本酒1合)では爽やかな気分や陽気になるなど、

普段人前で話すのが苦手な人や緊張しがちな人には、緊張をほぐしてくれることもあります。

過去の研究でもアルコールの摂取量が1日平均20g程度の人は飲まない人よりも死亡リスクが低い

という結果もあるほどです。

もちろん苦手な人やアルコールを一切受け付けない人がいることも確かで、

そのような人には間違っても無理やりに勧めてはいけません

もちろん運転する人もですね。

その為対人のコミュニケーションにおいてはこのお酒の力を借りない手はないということで、

お酒を提供するお店が繁盛するようになっていくわけですが、

このコロナ禍においては厳しい状況が続いています。

家呑みが増えたなんて人もいると思いますしその一方で劇的にお酒が減ったという人もいるでしょう。

私も減りました。

そして最近の研究結果ではアルコール摂取がない人の方が健康に良いとされる報告が上がってきたのです。

例えば2010年医学的に権威のある英国の医学誌ランセットに掲載された論文では、

20もの薬物の害を専門家が調べた結果、タバコやヘロイン、コカインを抑えアルコールが最も有害であったとの報告もあるのです。

お酒無しの生活なんて何が楽しいんだよーーー! ご安心ください

確かに様々な研究結果もあることは確かですが、まだ完全にアルコールは悪ということにはなっていません。

実際には厚生労働省が定めた健康日本21で「節度ある適度な飲酒」を指標としてだしていますが、

1日平均純アルコールで20g程度としています。

この適量ならアルコールがLDL(悪玉)コレステロールの増加を抑え

HDL(善玉)コレステロールが増加することや、

血液が血管の中で詰まりにくくなるため、

心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患を予防するとの報告もあるのです。

では純アルコールで20g程度とはどの程度か…

ビール 中瓶1本 500㎖ 

日本酒 1合 180㎖

焼酎 0.6合 110㎖ (グラスに半分mくらい)

ウイスキー ダブル1杯 60㎖

ワイン 1/4本 180㎖ (グラス2杯くらい)

缶チューハイ 1.5缶(5%) 520㎖
       1缶(7%) 350㎖

くらいが目安となります。

飲む人からするとかなり少ないでしょうね。

缶チューハイは最近ストロング系が流行っており、

アルコール度数の高い商品も多いので特に注意が必要です。

お酒を控えるコツ

適量からは程遠いと思う方が多いと思います。

しかし何事もチャレンジです。

お酒の量が適量で満足できれば健康にも金銭的にもメリットになりますよ?

しかも休肝日を作っていれば実感があるかと思いますが、

睡眠の質っていかがですか?

明らかに休肝日の方が良く眠れていませんか?

ある程度で満足するには計画的に減らしていくのが重要です。

そこでこのような提案はいかがでしょう。

・買い置きは極力しない

・缶飲料は今日飲む分だけ冷やす

・焼酎やウイスキーは飲む分だけコップに注ぎ、そのコップから別のグラスに分けて飲み、ボトルはしまう。

・お酒以外の趣味を探す

・飲む時間を決める(22時以降は飲まない)

・イライラしている日は飲まない

・飲みすぎてしまう相手と場所を極力避ける

・高いお酒を買ってみる(ちょっとずつ楽しむ)

控えることによってお酒に弱くなると少ない量でも酔う、満足できるようになります。

飲む日も少なくなれば更にいいですね。


いかがでしょうか。

やめるのは難しいので上手に付き合うことが重要です。

冒頭の「酒は百薬の長」ということわざですが、

どんな良薬よりも効果があるわけではありませんが、

良薬にできるかどうかはあなた次第なんだと思います。

せっかくですから味方になってもらいましょう。

ではまた。

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