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薬の飲み方を必ず守らなくてはならないワケ

薬剤

こんにちは。健康おじさんです。

薬を飲むときは飲み方によっては危険な場合もあるので正しく理解することは

とても重要なんです。

ただでさえ薬は身体にとっては異物になりますので主作用である効果と副作用は

表裏一体であるわけです。毒を以て毒を制す的な考え方でしょうか。

なので極力有害な作用を出さないように決められた通り薬を飲みましょう。

薬を飲むときは水?お茶?ジュース?なんでも良い?

A:ダメです。水かぬるま湯で飲んでください。

できればコップ一杯の水かぬるま湯で飲みましょう。

水かぬるま湯以外の飲み物で飲むと、薬の効果が弱くなったり、副作用が出やすく

なったりすることがあるからです。

吐き気なんかの副作用がある場合多めの水かぬるま湯で飲むことによって、

副作用を軽減することもあるようです。

また、グレープフルーツジュースは注意が必要で、薬の作用を強くし、

効きすぎてしまうこともあるようで、降圧剤(血圧を下げる薬)、抗生物質、胃腸薬

などと一緒に飲むのは危険ですので注意してください。

コーヒーや緑茶などカフェインが入っている飲み物の場合は、カフェインの入っている

薬なんかもありますので、一緒に飲むと過剰摂取になってしまうのでこれも注意です。

アルコールの場合ももちろん危険です。やめましょう。

飲み忘れるといけないので気が付いたときに飲んでおく?

A:飲み忘れるのはよくありませんが、決められた服用時間に飲んでください。

薬には飲むタイミングの指示がほとんどにあります。

食前や食後などですが、きちんとした理由があってその指示になってますので、

決められた通りに服用しましょう。

・起床時:起きてすぐに服用する。

・食前:胃に何もない状態で、食事30分前までに服用する。

・食直前:食事の始まる直前に服用する。

・食直後:食事が終わるとともにすぐに服用する。

・食後:多くの薬が食後ですが、食後30分以内に服用する。

・食間:食事の後2時間後くらい~食前前まで位の目安。
    食事中に服用する意味ではありません。

・就寝前:寝る30分くらい前までに服用する。

・頓服(とんぷく):症状の出ているとき、その都度の服用。

病院でもらった薬は効くから次に取っておきたいけど…

A:ダメです。お医者さんは今のその患者さんに合った薬剤を処方しているので、

次回の自己判断による服用は危険です。

ご家族でシェアなんかも危険です。

これはあるあるかもしれませんが、特に抗生物質や鎮痛薬はもしもの時に

取ってきたいですよね。

ただ、抗生物質は一回の受診でもらった薬剤を全て飲まずに不完全な服用をすると、

耐性菌というその薬を飲んでも効かない菌を作ってしまうことにつながったり、

薬剤には使用期限がありますが、それがわからなくなってしまうという危険もあります。

お子さんにも半分に割って飲ませるなど絶対にしないでください。


いかがでしょうか。

薬はひとたび誤った服用をすると、非常に危険な場合があります。

正しい服用方法を確かめて、一度に貰った薬はきっちりと飲み切ってください。

それではまた。

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