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おくすり手帳を使うメリット

薬剤

こんにちは。

健康おじさんです。

医療機関を受診して薬を出してもらうときにいつも聞かれるおくすり手帳。

あなたは使っていますか?

毎回くすりもらう時に聞かれるんだけど面倒なので断っています。

こんな方も多いのではないでしょうか?

定期的に医療機関を受診したり、複数の病院にかかったりする場合は必ずもらってください。

もしもの時に困ることになってしまうかもしれません。

なぜおくすり手帳は存在するのか

これは薬局が儲けようと思って発行しているわけではありません。

そもそも薬というのは体にとって異物です。

そしてその異物である薬剤が体内の中で良い効果悪い効果(副作用)を起こします。

さらに薬剤は1種類だけなら良い部分、悪い部分を把握しておけばいいですが、

複数の薬剤を服用する場合、飲み合わせというものが存在します。

これは体内に入った薬剤が2種以上ある場合、お互いの薬が他の薬の効果に影響を及ぼす場合があります。

例えばどちらかの薬剤の効果を打ち消してしまう作用だったり、

もしくはいずれかの薬剤の効果を通常よりも強めてしまう作用だったり。

場合によっては死に至ることもあるのです。

実際に日本においても1993年にソリブジン事件という薬害事件が起こっています。

これは抗がん剤を服用していた患者がソリブジンという薬を飲んだところ、

飲み合わせが悪くソリブジンの新発売後3か月の間に15名もの患者が亡くなってしまったという事件です。

この事件自体は製薬会社の情報提供の周知に問題があったり、

処方する医師にも当時は飲み合わせに対する認識は低かったと言われていますが、

この事件後におくすり手帳は普及していくことになったのです。

つまり自分の飲んでいる薬を医師、薬剤師に知ってもらう、理解してもらうためにおくすり手帳は存在するのです。

そしてそれは受診者であるあなたを守る大切な手帳になるワケなんです。

おくすり手帳の役割

ではおくすり手帳の役割とはどういうことになるかといいますと、

・時間の経過によって薬の飲む量や変薬、治療歴を確認する。

・複数の医療機関を受診している場合他の病院でもらっている薬剤をチェックしてもらう。

・市販薬も含め飲んでいる全ての薬剤を把握できるようにする。

・病院と薬局でこれらあなたの治療薬がわかるようにする。

結果、重複投与や飲み合わせによる事故が回避できます。

という役割があります。

つまり、これは受診者であるあなたが行く先々で他にこんな薬剤飲んでます、

今まではこんな薬飲んでいました。

ということを示すための大事な情報となります。

これはあなたが倒れたり、意識を失って説明できない状態になっても、

このおくすり手帳があれば貴重な情報になります。

さらに、医療機関はカルテの電子化が進んでいます。

災害などのもしもの時もこのおくすり手帳があると役立つのだそうです。

実際に東日本大震災においては役立ったそうです。

おくすり手帳はどこで手に入る?

主にオススメはかかりつけの薬局でもらうのが一番手っ取り早いです。

更に無料でもらえます。

まずは使ってみることが大切なので無料でもらいましょう。

もしそれで自分の使いたいものがあればネットで購入したり、

ダウンロードするなどして入手してもいいかもしれません。

スマートフォンをお使いでしたらアプリでの管理もかっこいいですね。

アプリでの活用も賛否はあるようですが、使わないよりはいいと思います。

とにかく活用するということが大事なんです。

そうしたらいちいち新たに医療機関を受診するときも、他にこんな薬飲んでますと言わなくてもいいし、難しい薬の名前なんて覚える必要もないのです。

まずはお気軽に薬局で相談してみましょう。


いかがでしたでしょうか。

面倒でも自分の身を守るなためには必要なことだと思います。

無料でも入手できるわけですから今まで使ったことないなんていう方は、

一度活用をお勧めします。

ではまた。

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