皆さんこんにちは。
本日は昨日に続き頭痛の話題です。
頭痛のタイプにつきましては昨日の記事をご覧ください。
特徴とタイプを記してあります。
本日はその対策についてご紹介いたします。
片頭痛の予防と対策
片頭痛の起こるメカニズムとしては頭痛を誘引する条件がそろったときに、
頭蓋内の血管が拡張し、
炎症物質がその血管の周囲を取り巻く三叉神経に刺激を与えると考えられているそうです。
どのような場合に片頭痛が起こるのか知っておくのは重要かと思いますので、
それを回避するのが重要です。
例えば人ゴミみを避ける、体調不良時の激しい運動を避ける。
睡眠時間に気をつける。(寝不足、寝すぎ)
他にも生活上の注意としては、タバコや香水などキツイ匂いを避ける、
天候(気圧の低い雨天時、眩しい晴天)にも注意する。
片頭痛を誘発する食べ物
ハムやソーセージに含まれる亜硝酸ナトリウム、
アルコール、特にワインに含まれるヒスタミン、
チョコレートに含まれるチラミン、
チーズにはヒスタミン、チラミンの両方が、
味の元、うまみ成分とも言われるグルタミン酸ナトリウム
これらを多く摂ってしまったり、複数の合わせ技にて発動しやすかったりするようです。
予防効果のある食べ物
ビタミンB2が良いとされるようですので、納豆、レバー、ほうれん草、ウナギ、ヨーグルト等乳製品などが良いそうです。どれほど効果があるかは定かではありませんが…
緊張型頭痛の予防と対策
緊張型頭痛は読んで字のごとく、
緊張によって筋肉が固くなり起こることを意味しますが、
身体的にも精神的にもストレスのかかった状態、
例えば身体的には、長時間のデスクワークであったり、
姿勢が悪い状態が続いたり、
枕が合わない、体の冷え等によって首から肩にかけて筋肉が緊張し、
血流が悪くなります。
さらに生活環境などにより精神的ストレスが過剰にかかっている状況下においては、
筋肉の緊張、血流の悪化に関係なく脳内が不具合を感じ頭痛が起こってしまいます。
したがって、これら要因を理解し原因から遠ざかるのが最善の策となる訳ですが、
予防にはこれら心身のストレスを和らげることが重要で、
デスクワークを長時間強いられる場合は、
休憩をこまめにとったり、ストレッチなどを取り入れる。
マッサージやゆっくり入浴しリラックスするのも良いでしょう。
ウオーキング、ジョギングなど運動も効果的ですので、
チャレンジしてはいいかがでしょう。
予防効果のある食べ物
ビタミンB1やクエン酸が良いとされるようですので、
ビタミンB1ですと、玄米、豚肉、レバー、かつおなど、
クエン酸でしたらレモンや梅干しが良いそうです。
ことちらもどれほど効果があるかは定かではありませんが…
群発頭痛の予防と対策
こちらは群発期という頭痛の起こりやすい時期にアルコールを摂取すると頭痛が起こってしまうので、
飲酒を避けるのが重要となります。
ただメカニズムについてはまだ解明されていないことが多いようで、
自律神経の異常や、
目の奥の血管の炎症などが関与していると考えられているようです。
更に群発頭痛のある人には喫煙者が多いことから、
禁煙も勧められております。
睡眠についても影響があり、不規則だったり、昼寝のし過ぎには注意が必要です。
日常生活においてアルコールの摂取が一番の原因と考えられてますので、
禁酒、禁煙が頭痛期には必要なようです。
薬剤性頭痛
元々片頭痛や緊張型頭痛のある人が頭痛を過度に恐れ、
次の頭痛の不安から予防的に薬を飲み続けてしまった結果、
回数や飲む量が増えてしまい、
薬の効果が切れてしまった時に頭痛が起こってしまうという頭痛で、
市販薬でも病院からの処方薬でも起こるようです。
これには日々飲んでいる薬剤を中断するのが第一で、
次の頭痛発作への対処と、専門的予防薬の投与が勧められています。
この頭痛への対処は、医師への相談が勧められます。
予防的に市販薬を飲むのを避け頓服(痛いときに1度だけ)を心がける、
多種併用薬がある場合は中止するなどが必要です。
社会的、心理的な要因(人間関係や、仕事、精神疾患)があれば専門的医療機関への受診も考慮しましょう。
以上が頭痛の予防や対処法になります。
あくまでも一般的に言われている内容ではございますが予防や対処は日々悩まされてる頭痛に対してに限りますので、いつもと違う、慢性頭痛のない方が頭痛で困った場合は医療機関の受診をお勧めします。
明日は薬剤について触れていきます。
それではまた。
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