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4月から導入のリフィル処方箋で受診料を減らせる可能性があります。

薬剤

こんにちは。

健康おじさんです。

4月から導入されたリフィル処方箋をご存じですか?

受診せずとも薬だけ貰うことができるようになりました。

とてもラクですがいくつか条件もあるようです。

うまく使えると時短になりますので活用してみてはいかがでしょう。

リフィル処方箋ってなんだろう?何かメリットがあるの?

海外ではすでに導入されているリフィル処方箋。

リフィルとは補充用とか詰め替え用、などという意味になります。

今までの処方箋は1度の受診で1回分の処方箋がでますので、その都度調剤してもらうというのが一般的ですよね。

この4月から導入されたリフィル処方箋は1度の受診で最大3回まで使いまわせる処方箋で、
2回目の薬をもらうタイミングでは受診は必要なく調剤薬局へ直接行き、薬をもらうことができるのです。

つまり、

受診の回数が減らせ、薬だけもらってくることができるようになったのです。

これにより、

・通院の負担が減るので遠方の専門医に通っていても近くの薬局で薬だけもらえるので通う負担が減る。

・受診にかかる時間が減る。

・受診にかかる費用も減る。

とてもいいことばかりですね。

デメリットもあります。

・病態の変化に気づきにくい。

・服薬忘れや自己判断による服用中断など自己責任となる部分が大きい。

ちゃんとしっかり薬を飲んでいる人にはいいですが、飲み忘れの多い人には不向きと言わざるを得ません。

せっかくの良い制度もきちんと有効活用できなければ破綻してしまいます。

誰でもリフィル処方箋を使えるのか。

残念ながらすべての患者さん、処方箋に適応されているわけではないようです。

条件としては、

まずは「病状が安定していること」

これが大前提です。

さらに「医師の診療にて症状が安定していて長期処方が可能と判断された患者」

と定められているようです。

さらにそこから薬剤師によって観察が必要とされ、

場合によってはリフィル処方箋の無効化もあり得るようです。

病態として安定している生活習慣病や、消化器疾患、花粉症などが対象となります。

一方、

向精神薬や、睡眠薬、抗がん剤、湿布、新薬などではできない場合もあります。

必ずしもできるわけではないんですね。

リフィル処方箋を活用するには

まずはかかりつけの医療機関で相談してみましょう。

クリニックによってはやっていない場合もあります。

聞きにくい場合は薬剤師の先生に聞いてみるのもいいかもしれません。

もしリフィル処方箋に対応してもらえたら「かかりつけ薬局」で薬をもらうようにした方がいいと思います。

処方箋の有効期限は発行されてから4日です。

受診後は速やかに調剤薬局に行きましょう。

次のリフィル処方箋を使って薬をもらうタイミングは決められた日(30日後?)の前後7日間リフィル処方箋を使って薬をもらう期間になります。

この時に飲み忘れ、残薬の確認は正直に申告しましょう。

そして病態に異常がないか、おかしいと感じるところ、家族から指摘されることはないか。

ちゃんとチェックしましょう。

この自己チェックがリフィル処方箋をもらうマナーです。

しっかり心得てください。


いかがでしたでしょうか。

リフィル処方箋を活用するには安定した病態で医師の判断によることになります。

しかしマナーを守りしっかり活用できれば、時短や金銭的な負担を減らすことができる素晴らしい制度と言えます。

薬は決められた時間、用法用量で正しく服用しましょう。

ではまた。

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